基本レメディー42種 : マテリア・メディカ

1.アコナイト (Aconite)

レメディー・テーマ:

恐れ、驚きからくるショック

着眼点:

このレメディーは、あらゆる炎症の最初期段階にはまず考慮されるべきレメディーです。耳、鼻、喉の炎症に適応します(ベラドンナ参照)。子供の病気には非常によく見られる状態です。アコナイト的な症状は、突然、激しく発症し、落ち着きのなさと不安感を伴います。また、ショックや恐れに対する第一選択のレメディーでもあり、極度の恐れが中心にあるあらゆる症状に適合します。身体的症状と共に精神的症状が現れることが多く、それがこの重要なレメディーを強く示唆します。また、乾燥した冷たい風に当たったり、冷えから起こる症状、感染の初期症状(悪寒や熱)、ショックや恐怖の後に発生した症状、真夜中12:00以降に起こる症状等に適合します。アコナイトは、病人が穏やかな状態であったり、既に初期段階を過ぎてしまった場合には適しません。

典型的な症状:

恐怖、ショック、落ち着きのなさ、パニック。突然襲ってくる恐れや、震えておののく様な状態。急激な心配等。アコナイトは恐怖を伴う出来事の前後に精神を安定させてくれる効果を発揮します。何か起こった後、その後の心配に対して(アージ・ニットジェルセミウム参照)と言うよりは、急激に襲ってくるパニックに対して使用されます。
感染症の初期段階には大抵、痛みや落着きのなさ、心配(アルセニカム参照)を伴います。もし熱があれば、悪寒の波に襲われ、喉の渇きと落ち着きのなさを伴う寒気が顕著です。疾患部位は赤く熱を持ち、乾燥し締め付けられるような感覚を伴うことが通常あります。例えば、赤くて乾燥し、締め付けられるように喉が痛い場合や、ほてって腫れ、熱くなり、音に敏感になっている耳の症状などです。

ペットに対するレメディー選択:

恐怖やパニック状態の時。理由に関係なく、恐れている状態の動物が鎮静してきます。花火大会のある時など(フォスフォラス参照)。動物の大きさにかかわらず、特に爪を切る時。移動車両に乗せる前の神経質な馬に。また、さまざまな炎症の初期段階に使用します。


Copyright© 2002-2010 Japan Homeopathy Foundation All Rights Reserved