レメディー・テーマ:

ゆっくりと始まる炎症性の症状で痛みがあり、動きで悪化するもの。

ポイント:

着眼点:このレメディーはゆっくりと始まる多くの急性症状に使用されます(ベラドンナフェーラム・フォス参照)。たとえば、咳や流感でも、突然始まるのではなく、何日間かかけてだんだんと悪くなるような症状です。どんな動きに対しても非常に敏感な症状の場合。患者は一人でいたがります。症状が出ている部位は、強く圧力をかけると動かなくなるために状態が改善されます。胸の感染症の場合、悪い側を下にしたり、または咳をする時に胸を抱えたりします。このタイプの患者は乾燥していて喉が渇き、頻繁にたっぷりと水分を取る必要があります。にもかかわらず、急性病の場合、彼らの唇はめだって乾燥しています(プルサティーラ参照)。

典型的な症状:

熱によって症状が悪化するので、新鮮な空気を必要とします(プルサティーラ参照)。

乾いた咳がゆっくりと始まり、しだいに気管支炎や肺炎、または肋膜炎にさえなっていきます。こういった場合やほかのどんなブライオニアのケースでも、痛みについては、鋭い、または走るような痛みだと患者は表現します。口が渇いて舌は苔でおおわれ、唇は乾いてひび割れます。急性の呼吸器系の症状の場合、患者は多くの汗を伴う熱を出し、外気を渇望します。患者は非常にいらいら(ナックス・ヴォミカ参照)していることもあり、独りきりになりたがります。レメディーの特徴を示す「渇き」は、精神的レベルにもおよび、患者は責任や仕事に戻ることしか話しません。関節や背中の症状は、同様に熱と走るような痛みを伴い、動きで悪化します。頭痛は張り裂けそうに、または割れるような痛みで目を動かすような些細な動きでさえ悪化します。

ペットに対するレメディー選択:

何からも離れて涼しい場所を選んで横になります。痛む側を下にして横になり、検査されたり触られると怒ります。喉が渇き、時折、たっぷりと水を飲むためのみに起き上がります。舌に、白または茶色の苔が見られます。