基本レメディー42種 : マテリア・メディカ
25.KALI BICH(ケーライ・ビック)
レメディー・テーマ:
副鼻腔炎。
ポイント:
濃い分泌物が出て、鼻腔など局部に激しい痛みを伴う副鼻腔炎に主として使われます。ネバネバした粘質の分泌物が特徴です。リウマチと胃の問題が交互に生じる場合などにも適応します。Kali bichの痛みは、とくに導管や関節が痛み、すばやく痛みが移動します。影響の出ている粘膜は潰瘍化する場合があり、潰瘍は穴があいたように見えます。胃潰瘍(Nux vom参照)、濃い分泌物を伴う潰瘍(Merc solの薄い分泌物と対照的)に。
典型的症状:
副鼻腔炎。頑固な鼻水が出る鼻腔の痛み。鼻の根元に圧迫感があり、目の周りに少々痛みを感じる場合。顔の片側だけの痛み(Pulsatilla参照)。鼻水は卵白のように糸を引き、症状が進むにしたがい鼻水の色が変化します。透明だった鼻水が白または緑に変わり、鼻の内側、とくに隔壁がヒリヒリしたり潰瘍ができたりします。うっ血の初期段階には激しいくしゃみを伴う場合があり、しだいに鼻がつまったり、嗅覚がなくなったりします(Natrum mur参照)。ネバネバした粘質の痰がたくさん出る、吠えるような咳。関節が硬くなってぼきぼきと音をたて、骨の痛みがある場所から別の場所に飛び移るようなリウマチ性の症状。動くことで改善し、冷たさで悪化(Rhus tox、Hypericum、Mag phos参照)する左側の坐骨神経痛にも適します。Kali bichの症状は衣服を脱ぐ時と朝に悪化します。局部的に暖めることは症状を和らげますが、暖かい天気は症状を悪化させます。
動物・ペット:
ネバネバした糸を引く濃い鼻水。ネバネバした塊の出る乳腺炎。深部にできる、つぶれたような形の潰瘍。胃潰瘍。
