レメディー・テーマ:

副鼻腔炎

着眼点:

濃い分泌物が出て、鼻腔など、局部に激しい痛みを伴う副鼻腔炎。ネバネバした粘質の分泌物。リウマチと胃の症状が交互に出る場合。ケーライ・ビックの痛みは、特に導管や関節が痛む場合、すばやく痛みが移動します。影響の出ている粘膜は潰瘍化する場合があります。潰瘍はパンチで穴をあけた様に見えます。胃潰瘍(ナックス・ヴォミカ参照)。濃い鼻水を伴う潰瘍(マーキュリーの薄い分泌物と対照的)。

典型的な症状:

副鼻腔炎。頑固な鼻水を伴う鼻腔の痛み。鼻の根元に圧迫感があり、目の周りの小さな痛みを感じる場合。顔の片側だけの痛み(プルサティーラ参照)。鼻水はネバネバして卵白のように糸を引きます。症状が進むにしたがって、鼻水の色が変化します。初めは透明だったのが白または緑に変わり、鼻の内側、特に隔壁がヒリヒリしたり、または潰瘍ができたりします。うっ血の初期段階では、激しいくしゃみを伴う場合があり、しだいに鼻がつまったり、嗅覚がなくなったりします(ナット・ムール参照)。ネバネバした粘質の粘液がたくさん出る、吠えるような咳。関節が硬くなってぼきぼきと音を立て、骨の痛みが一箇所から別の場所に飛び移るようなリウマチ性の症状。動きで改善し、冷たさで悪化する(ルス・トックスハイペリカムマグ・フォス参照)左側の坐骨神経痛にも。ケーライ・ビックの症状は衣服を脱ぐ時と、朝に悪化します。局部的に暖めることは症状を和らげますが、皮肉にも、暖かい天気は症状を悪化させます。

ペットに対するレメディー選択:

濃く、ネバネバした糸を引く鼻水。ネバネバした塊の出る乳腺炎。深部にできる、パンチで穴をあけたような形の潰瘍。胃潰瘍。