説明
永松昌泰著/600円(税別)/A5版/26ページ/ハーネマンアカデミー/2011年3月
現代人を悩ませる花粉症。ホメオパシーでは、どのように考え、どのように処方するのか。初心者にもできる簡単な処方から、本来の処方に使われることが多いものまで、計6つのレメディーを紹介。これ一冊で、花粉症への考え方が変わるかも! 今年の花粉症は、ホメオパシーでトライしてみませんか?
これまで開かれてきたセミナーの数々を、小冊子にまとめる「考えるBOOKS」シリーズ第1弾。
花粉でヘックション——ミックス・ポーレン(本文より)
一番簡単な、ある意味わかりやすい処方の仕方で、花粉から作ったレメディーがあります。それが、ミックスド・ポーレン(Mixed pollen)です。ポーレンとは花粉のことで、これはさまざまな花粉をミックスしたものから作ったレメディーです。人がいろんな花粉に反応するので、さまざまな花粉を混ぜているわけですが、ある花粉に対してだけ反応するとわかっている場合には、その花粉から作ったレメディーを飲むのもいいです。たとえばハウスダストでしたら、ハウスダストから作ったレメディーもあります。まあこれらは一番シンプルで、すごくわかりやすい、言ってみれば減感作療法のホメオパシー版のようなものです。
目次
- 花粉に対するアレルギー
- 「自己」と「非自己」の境界で
- ホメオパシー=レメディーじゃない
- 簡単な処方の仕方
-
- 花粉でヘックション——ミックス・ポーレン
- タマネギでグジュぐじゅ——アリウム・セパ
- 目にユーフレイジア、鼻にサバディラ
- 本来の深い処方とは
-
- 不安からキチキチ——アルセニカム
- 心に築く涙のダム——ナット・ムール
- 名を成すためにバッリバリ——ナックス・ヴォミカ
- 質疑応答