レメディー・テーマ:
つぶれた、またはつまって伝達の悪くなった神経。神経に達する傷。
着眼点:
神経の損傷を伴うあらゆる傷(アルニカ参照)。つまってしまった神経が原因の、焼けるような、またはヒリヒリする(ナット・ムール参照)感覚を伴う、走るような痛み。霞がかかったような天気で症状が引き起こされます。脊椎底部(尾てい骨)の痛みに適合します。
典型的な症状:
つぶれた神経、坐骨神経痛、神経炎。ドアにはさんだ指の痛みというのが最も一般的な例です。首、脊椎や神経器官の障害。術後の痛み。ハイペリカムは、手術で神経が切断された後の鎮痛剤のように働きますので、幻肢の痛みにも効果を上げています。噛み傷や傷もハイペリカムが適合します(リーダム参照)。ハーブの状態では、ハイペリカムは抗うつ剤として名が知られていますが、ホメオパシーでは、うつにハイペリカムをレメディー選択するのは非常にマイナーなやり方です。うつ患者はホメオパスの診断を受けて個々に適切なレメディー選択を受けるほうが良いでしょう。
ペットに対するレメディー選択:
指や手足がつぶれた場合。刺し傷。ハイペリカム中毒。術後の痛み。