※汗、体温、寒さ、タイミングに注目してください。
- アコナイト
- 高い熱が出た場合、最初の段階で。患者は常に落ち着きがなく、喉が渇きます。熱や感染症が発症したときに使用されるレメディーです。熱い状態と冷たい状態が交互に訪れますが、冷や汗が出て顔が氷のように冷たくなります。熱さより冷たい状態の方が優勢です。寒さの波が襲ってきて患者は震えます。
- アルセニカム
- 落ち着きが無く不安で、体が冷たく、焼けるような痛みを伴いますが、体を暖かく保つことができません。高熱が出ます。疲れてとても落ち着きがなくなる間欠熱(止まっては始まる)に。とても喉が渇き、飲み物を常に求めますが、わずかにすするだけです。
- ベラドンナ
- 突然高熱が出て脈が激しくなり、顔がほてって瞳孔が開き、目がきらきらして膜が赤くなります。腺が腫れて、焼けるような、湯気の出そうな熱が出ます。熱があって口が乾燥しますが、喉は渇かないかもしれません。患者はうわごとを言うかもしれませんが、不安はありません。体からは汗をかくことがありますが、顔と頭は乾いています。足は冷たいかもしれません。
- ブライオニア
- 内側が暑く、外側が寒い場合に。激しい活動をすることにより、すっぱい匂いのする汗を大量にかきます。脈が速く激しく打ちます。患者は動きや暖かさで悪化し、独りになりたがります。症状が好転するのは、冷たいもの、たまに水をたっぷりと飲むこと、じっとして休むこと、および痛みがある場合は痛む側を下にして横になることです。口は乾燥して舌苔が見られ、唇は乾燥してひび割れます。熱はゆっくりと上がります。
- カモミラ
- 歯が生える時期の典型的な熱で、患者はイライラして熱く、顔がほてって喉が渇きます。急性の熱を出す幼児に多く見られます。患者は気難しく、常に抱いてもらうことを要求します。プルサティーラの子供が涙ぐんでまとわりつくのとは違って、カモミラの子供の泣き方はとてもイライラするものです。プルサティーラの子供は喉が渇きません。
- フェーラム・フォス
- 胸又は耳の感染症と関連する熱。顔がほてり、患者は衰弱します。患者は午後1時に体が冷えます。熱はゆっくりと高くなっていきます。
- ジェルセミウム
- インフルエンザのような熱が出て震えがあり、寒けが背骨を上下に走ります。喉は渇きません。脈は柔らかくて弱く、目は伏目になります。患者の顔はほてり、鈍く、又は重く感じ、疲れきります。熱が出て汗をかく段階が長く続くことで患者は非常に疲れます。
- プルサティーラ
- 我慢できないほど乾燥した熱で、口と唇が乾き、血管が突出し、特に夜に悪化します。ほとんど喉は渇きません。ある部分が熱くて他の部分は冷たいです。プルサティーラは喉が渇かない、温まることができない冷たい熱を出します。患者はほとんどの場合仲間を必要とし、涙もろいことがあります。熱のある段階では頭痛、下痢および食欲不振が伴います。