森羅万象セミナー

第2回 §3

例えば私ともう一人(…ちょっと前に出て頂けますか)が、約1メートルぐら い離れまし てね、こういうふうに立っているとします。このとき私も彼女も、ちょうどプ ラスとマイ ナスの電荷が完全に50%・50%になっています。もしですね、私の電荷と 彼女の電荷 が、1%ね、どちらかが例えばプラスが勝っているとすると、どうなると思わ れますでし ょうか。

もう少し具体的にわかりやすく言いましょう、私の方が、マイナスが49.5 %、プラス が50.5%、そして彼女も同じだとします。そうしますとね、プラスとプラ スが強いわ けですから、反発し合うわけです。

そしてその本には、どのぐらいの力で反発し合うだろうかということが書いて あったんで す。1メートルの近さで、両方若干プラスが強いとすると、お互いに排斥し合 う、反発し あうわけですけれども、どのぐらいの強さで反発するのでしょうか。「例えば それは、エ ンパイアステートビルを動かすぐらいだろうか、とんでもない。じゃあエベレ ストを動か すぐらいだろうか、とんでもない。それは地球を簡単に動かすぐらいの力なの だ」って書 いてあったんです。

まあ今、いきなりそんな話をしてね、皆さんポカンとされるかもしれませんけ ども、わず か1%プラスが多いだけで…実は1%多かったら、生命として生きてはいられ ませんけれ ども…でも、もしね、そういうふうに電荷がお互いに、プラスの方が強かった ら。そのと きは地球が簡単に動くぐらいの、とんでもない猛烈な力で反発し合うんだとい うことがお 伝えしたかったわけです。それくらい、電気の力っていうのは極めて大きいん です。非常 に強い力です。

それに反してね、重力の力っていうものは、極めて微細な力です。例えば今、 実際には皆 さん全員、お互いに何らか引き合っているんですけど…万有引力の法則があり ますから ね…、でも、誰かの近くに寄ったら何かこう引かれていく感じっていうのは、 されますで しょうか。もちろんとても魅力的な異性の近くに行ったらそう感じがするかも しれません けれども、まあ普段はね、そんなふうに全然思いませんよね。

このように、重力というのは極めて極めて微細な力なんですが、じゃあ宇宙を 動かしてい る力ってどんな力なのかって考えてみましょう。この宇宙、例えば太陽系の運 動ですとか ね、銀河系の運動、こういった宇宙の運動をどのような力が動かしているのか と申します と、強いはずの電気力では全然ないんです。これはもう完全に、この微細なは ずの万有引 力が動かしているんですね。ですから、例えば宇宙船を飛ばしたりする時も、 電気の力な んてもう全然計算しません。万有引力、つまり重力しか計算する必要はないん です。

これはなぜなのかっていうことなんですけれども、電気のように極めて強い、 そういうふ うな力っていうものは、すぐに勝負が決まってしまって、すぐにいろんなこと が起こって しまうので、長期的には何の影響もないわけなんです。それと反対に、重力な る極めて微 細な力というものは、ほとんど目に見えないし、感じられもしない。以前お話 しましたよ うに、重力っていうものは、その重力の原因となる力ってものは、未だ何なの か全くもっ て分かっていないわけですね。重力の原因、なぜ重力があるのかということに ついて、万 有引力の元になるものって一体何なのかということについては、全くゼロなわ けです。ま あそのぐらいに、極めて微細な、何もわかっていない世界なんですが、実はね 、この極め て微細なはずのこの力、ほとんど無限と言っていいぐらい無限に小さい力が、 この無限に 大きい宇宙というものの根源的な力になっている。宇宙を動かしている力その ものになっ ているということなんですね。

続く

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