アルニカ
昔、関節炎を患ったエリアに触れられることに敏感で、手を近づけられるだけでも患者はたじろぐかもしれません。アルニカの症状で奇妙なものは、ベッドでさえも硬すぎると感じることです。アルニカは、怪我とトラウマの主なレメディーですが、関節の打撲や痛風性の痛みにも有効です。使いすぎによる痛みの緩和に大変有効です。
ブライオニア
熱を持って腫れている関節が、縫うように、あるいは引き裂いたりするように痛む時に。関節のどんな動きも痛みをもたらし、じっとしていると良くなります。冷やすと痛みが良くなり、熱で悪化します。動きで悪化しますが、強く圧迫すると痛みが和らぎ、患者は痛いほうを下にして寝る傾向があります。反対のレメディーはルス・トックスです。
リーダム
熱で悪化する痛みや腫れに。問題のある関節は熱をもって腫れているか、痛風のような痛みがあります。リーダムの患者は、奇妙にも、体が冷たいにも関わらず、寒さや冷たさで症状が好転し、熱や、特にベッドの温かさで悪化します。これはルス・トックスとは反対です。
プルサティーラ
あちこちに痛みが移る気まぐれな痛みに。また、パッと動くとおさまるリウマチ性の痛み。典型的なプルサティーラの患者は、優しい性質で、同情と確認を必要とします。彼らはかなり涙もろく、風通しの悪い部屋で簡単に悪化します。寒くても、外気の中をゆっくりと歩くことを非常に好みます。
ルス・トックス
熱を持って硬くなり、痛む関節に。ルス・トックスの痛みは全て休むと悪化し、動き始めると良くなります。動き始めは辛いですが、硬くなっているのをなんとか動かすと、動きやすくなり、痛みが消えます。しかし、弱くなっていることと炎症のせいで力が失われるので、患者は止まらざるを得ず、そうするとすぐにまた硬さと痛みが始まります。寒くて湿気のある天候で症状が悪化し、温かくなると好転します。夜は長時間じっとしていることになるため悪化します。もし、動くことで痛みが悪化する場合はブライオニアを検討してください。また、熱によって悪化する場合はリーダムが有効です。
ルータ
休んでいるときすら、四肢が不自由に、もしくは弱く感じる時に。椅子から立ち上がるのがとりわけ困難な場合があります。ルータの患者は、歩行出来ないほどの足の弱さがあるか、又はよろめいたりします。もし手や手首に問題があれば、物をつかんだり握ったりすることに影響が出ます。問題のある腱が、骨の打撲痛を伴って痛んだり収縮して感じます。