レメディー・テーマ:

捻挫、筋違い、リウマチ。水疱瘡、帯状疱疹、流感。

着眼点:

湿気のある冷たい気候で悪化するリウマチと関節炎。よくレメディー選択されるケースとしては、休んでじっとしていると身体が固くなって痛みを覚える場合です。止まっていた状態から動き出す最初が、まるで古い機械のようにギクシャクとし、痛みます。そのまま動き続けると、改善されます。しかし、患者の体力のなさから、やがて休まなくてはならず、また同じことの繰り返しになるのです。関節の痛みに悩まされ、夜も充分に休めません。

典型的な症状:

熱く痛むリウマチ、関節炎。酷使して腫れた関節。腱と靱帯の裂ける様な痛み。手足の硬さ。坐骨神経痛(マグ・フォス参照)。寒さと湿気で悪化する痛み(ルータ参照)。ツタウルシのかぶれに似た皮膚症状、即ちとても痒い水泡が出来、それらが潰れるとかさぶたになり、痛い病斑が残るような症状に効果があります。ですから、このレメディーは帯状疱疹(エイピスアルセニカム参照)、水疱瘡、ヘルペス(ヘパ・サルファーナット・ムール参照)、その他の接触アレルギーにレメディー選択されます。その他には、寒さと湿気で悪化する、ひどい痛みが手足と特に背中に感じる風邪。咽喉の痛み、腺の腫れ、特に右側の症状がひどい場合(ベラドンナ参照)。

ペットに対するレメディー選択:

リウマチ、夜間や、動き回った後の落ち着きのなさから判断出来ます。関節炎(アルニカリーダム参照)。四肢の不自由(ルータ、もしくは、感染が原因の場合はヘパ・サルファー参照)。