- アルニカ
- アルニカの主な適応症は怪我です。背中に叩かれたような痛みやヒリヒリした痛みを感じます。接触に非常に敏感で、患者は、ベッドが硬すぎると不満を言います。庭仕事やきつい運動など、努力した後の背中の痛みにはアルニカを数粒摂取すると効果的です。
- アルセニカム
- 腰のくびれた部分の弱さや焼けるような感覚、または肩の引っ張られるような痛み。アルセニカムの患者は、心配性で落ち着きが無く、これらの症状に非常に疲れている場合があります。彼らは一般的に冷え症です。アルセニカムは、順序(規律)に対する非常に強い感覚を持っており、すべてのことがきちんと順序に基づいていることを望みます。もしも、自分のこの感覚が無視されると、すぐにイライラします。
- ブライオニア
- 首や背中の下の方の痛み。急な天候の変化による背中の痛み。痛みは鋭く、または引き裂かれるようで、どんな動きでも悪化します。じっと横になっているか、または患部を強く圧迫することで好転します。熱で悪化し、冷やすと緩和します。
- カルク・カーブ
- まるで捻挫したような背中の痛み、重すぎる物を持ち上げたことから来る背中の痛み。呼吸が困難になるような肩甲骨の間の痛み。腰痛。カルク・カーブのタイプの人の急性の背中の痛みには、ルス・トックスが効果的です。
- ハイペリカム
- 脊椎基部の損傷にはこのレメディーが必要です。神経がつぶれたり、損傷を受けてしまったようなあらゆる怪我は、ハイペリカムである程度まで対応することができます。また首や、背中の下のほうに圧迫を感じるような痛みにも効果があります。
- ナックス・ボミカ
- 筋肉の痙攣と、首と背中の下のほうの神経痛。典型的な状況は、患者がベッドに入ったとたんに目が覚めることです。痛みのために、患者は向きを変えようと起き直らなければなりませんが、座ることは苦痛を伴います。ナックス・ヴォミカの患者は一般的に短気で、隙間風に敏感です。
- フォスフォラス
- 両肩の間の焼けるような痛みのため、左側を下にして横になることができません。フォスフォラスの患者の背中は弱く、焼けるような痛み、または腰痛のために背中が割れたかのような感覚を伴います。気温の変化や、力を使うこと、また仕事をすることを考えただけでも悪化したりします。
- ルス・トックス
- 腰のくびれた部分の痛みやコリで、動いたり何か硬いものの上に横になると楽になるもの。寒くて湿気の多い天気によって発症、または悪化します。座って休憩することで悪化し、湯たんぽで暖めると緩和します。五十肩や結合組織炎に効果があります。
- ルータ
- 圧迫したり、何か硬いものの上で横になると好転する、首と背中の下のほうの痛み。特に、朝起きる前に悪化する腰痛。ルータの患者は椅子やベッドから立ち上がる時に特に苦痛を感じます。